自信は輝きに変わる。そして、その輝きがまた自信をもたらす──。映画『桐島、部活やめるってよ』に続き、映画『悪の教典』という話題作に出演、俳優・浅香航大の2012年はまさに自信と輝きを得た年となった。
『悪の教典』で浅香さんが演じるのは、 私立晨光学院高校2年4組の夏越雄一郎。伊藤英明さん演じる担任の“ハスミン”こと蓮実聖司に追い詰められていく生徒のひとりだ。戦慄のエンターテインメントでありながらも撮影現場は「いい雰囲気」だったそうで、「特に男子生徒役の俳優は同世代、年齢が近いこともあっていまでも交流があるんです。旅行に行ったり、富士急(ハイランド)に行ったり、仲良くしています。彼らとの出会いは一生の宝物」と笑顔を見せる。けれど、その裏には緊張と不安もあったと胸の内を明かす。
「『悪の教典』のおかげで度胸がつきました」
「この映画は、三池崇史監督、主演の伊藤英明さんを始め、染谷将太くん、二階堂ふみちゃん、林遣都くんなど、すでにキャリアのある人たちに囲まれた現場で。当然、緊張はありました。でも、初日に三池監督から『自分らしく、自分の芝居をすればいい』という言葉をかけてもらったことで、その場の空気を吸って息をしていたらいいんだと、自分らしさを持って臨めたんです。それだけでなく、『悪の教典』のおかげで度胸がついたというか。僕、基本的に“緊張しい”で(苦笑)。役を演じているとき、例えば、舞台で何千人っていう人を前にしていても役として立っているので緊張はしないけれど、それがトークショーになると何を喋っていいのか…って、緊張しちゃうんですよね。その緊張が軽くなったというか、動じなくなりました」。
また、伊藤さんに対しては「現場では先輩後輩関係なくひとりの役者として接してもらえた」と憧れと尊敬の眼差しを向けるが、伊藤さんが徐々に狂気と化していく様は「恐かったですね」と険しい顔に。たしかに、クライマックスに用意されているバイオレンスは、想像以上にショッキング! 「完成した映画を観て、台本以上にガツンときたというか、衝撃的でしたね。さらに高揚感と爽快感もあるんです」と見どころを語る。
今年、20歳を迎え「俳優を仕事として捉えるようになりました」と新しい一歩を踏み出した浅香さん。『悪の教典』では大人しくて温和な夏越を演じ、役柄について「ちょっとおっとりな性格」と語っているが、浅香さん自身はどんな高校生だった?
「高校1年のときは普通科の学校に通ったんですが、仕事の都合もあって2年と3年は通信制を選んだんです。いまとなってはちゃんと通えば良かったなとも思うんですけどね…。でも、1年生の間はバイトもしたし、普通に学生を楽しんでいました。その頃の好きなタイプですか? 学生時代に好きだったのは、変わった子、何を考えているのか分からない子、ふわふわした感じの子が好きでしたね。男でも女でも自分を持っている人に惹かれます」。
芸能界入りのきっかけは「好奇心」
自分の好みをはっきり伝えるあたりがまたカッコいい。181.5センチという長身にキリッとした顔立ちももちろんカッコいい。しかしながら、いわゆる“イケメン”とカテゴライズされるのはあまり嬉しくないと苦笑いしつつ、「少し前はイケメンと一括りにされるのがイヤだったけれど、いまはありがたいと思うし、それをプラスにしていきたいって思います」。そう言えてしまうことを含めて、やはりカッコいいものはカッコいい。
16歳のときに事務所のオーディションを受け、その後は舞台を中心に活躍、2011年には「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」(フジテレビ)でドラマデビューを飾り、そして今年2本の映画と出会い、俳優・浅香航大は銀幕の世界へ降り立った。「きっかけは、単純に芸能界で生きてみたいという好奇心だった」と少し前の自分を懐かしむ。その好奇心は本気の仕事へと変わりつつある。
「いまは徐々に役者としてどうするか考えるようになりました。もともと単館系でかかるような映画が好きで、山﨑努さんのような個性的な雰囲気を持った役者さんが好きなんです。自分自身もいつかそんなふうに評価されるようになりたくて…。それが目標ですね」と語る浅香さんの瞳は初々しく力強く輝いていて、いま以上の輝きを期待させる。
特集:年下のカレ
http://www.cinemacafe.net/special/u25
「悪の教典―序章―」『悪の教典』特集
http://www.cinemacafe.net/ad/akukyoten/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121108-00000007-cine-movi.view-000
浅香航大
2008年10月にエーチームグループオーディションに合格し、エーライツに所属する。
2008年12月にオフィシャルブログ『浅香航大の広大な野望!』、オフィシャルサイト、ファンクラブ『VOYAGE』(2011年4月30日に終了)が開設された。
2010年4月にエーライツからエーチームに移籍。
2011年7月期連続ドラマ『花ざかりの君たちへ?イケメン☆パラダイス?2011』で連続ドラマ初出演
エーチームグループ(A-TEAM GROUP)【エーチーム/エープラス/エーライツ/エーチームアカデミー】エーチーム所属 http://www.a-audition.jp/talent/asakakoudai/
現役高校生の栗田は、かつての小倉優子と彷彿とさせる甘いロリフェースで人気急上昇中。ファーストDVDは今年7月、日テレジェニック受賞後に沖縄で撮影され「高校生なのでスクール水着や制服を着ました」とフレッシュな魅力を活かした内容。妹キャラも生きたメイド姿も見逃せない。
「緊張というドキドキ感」と振り返った作品の出来栄えは55点と少々辛め。「まだまだだなと思うところがたくさんあった。あと私、日によって顔の調子が変わって、DVDの時はちょっと調子が悪かったかも。むくみやすいんです」とかわいさを100%発揮できなかったのがその理由だ。
先日はドラマの撮影に初参加。「グラビアはもちろん、ジャンルを絞らずドラマ、バラエティーにも挑戦したい」とマルチタレントが目標だ。芸能界であこがれの存在に挙げるのがベッキー(28)だ。ベッキーの著書も愛読しており「ベッキーさんは心から綺麗なんです。生き方とか考え方とか好き」と熱弁する。
ベッキーといえばスタッフ受けもよく「嫌いな人がいない。なぜなら、みんな良い所を持っているから」「つらくても笑顔。悲しくても笑顔。苦しくても笑顔。…たまに一人で涙」などの名言もある芸能界の“完璧超人”。実際「事務所の先輩のDAIGOさんには『目標が高いから止めた方がいい』と言われてます」とストップがかかるも、目標を変えるつもりはない。「目標は高いと周りから言われてもできると思っちゃう。自分を信じてます」。ポジティブシンキングの18歳は甘い声に力を込めて、決意を語っていた。
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/53704/
■エーチームグループ(A-TEAM GROUP)
エーチーム
http://www.ateam-japan.com/
エープラス
http://www.aplus-japan.com/
エーライツ
http://www.a-light.jp/
栗田恵美が所属しているエーチームグループが新人発掘のエーチームグループオーディション2012を開催しています。
http://www.a-audition.jp/
■1次審査(書類審査)⇒2次審査(オーディション)⇒3次審査(最終面接)
『主なオーディション出身者』
蕨野友也(エーチーム所属)2012年10月21日21時~TBS 日曜劇場「MONSTERS」の高倉寛治役でレギュラー出演。
浅香航大(エーチーム所属)2012年10月14日21時~フジテレビ「TOKYOエアポート」の飯田博之役でレギュラー出演及び伊藤英明主演・映画「悪の教典」では夏越雄一郎役で出演。
浅賀玲音(エーライツ所属)とソーズビー航洋(エーライツ所属)NHK教育「大!天才てれびくん」のてれび戦士としてレギュラー出演。